キウイフルーツのジューシーな酸味が利いた味がとてもさっぱりとして美味しいですよね。
最近では、ゴールデンキウイなどの品種もあり、とても甘いキウイフルーツも市場に出回っています。テレビCMも最近では、頻繁に放送されていてキウイフルーツを全面的に勧めていると感じます。
キウイフルーツという名称は、ニュージーランドからアメリカ合衆国へ輸出されるようになった際に、ニュージーランドのシンボルである鳥の「キーウィ 」に因んで1959年に命名されました。
カタカナでは「キーウィーフルーツ」「キーウィフルーツ」「キウィフルーツ」などの表記も使用されます。
キウイフルーツの原産は中国の南部で、別名「チャイニーズ・グーズベリー」とも言います。
かなり昔から中国ではその存在が確認されていたそうですが、栽培自体はほとんど行われていなかったと言われています。
1904年に、中国を訪れた女性旅行者によってキウイフルーツの種がニュージーランドに持ち込まれ、農夫達により品種改良されて現在のキウイフルーツの原種が誕生しました。
現在でも日本に輸入されるキウイフルーツの大半は、ニュージーランド産です。
そんなキウイフルーツですが、とても栄養価の高い果物です。特にビタミンCが豊富で、風邪に強い身体を作ってくれる栄養素がたっぷりと含まれています。
キウイフルーツの栄養や身体への効果、また旬のおすすめ時期やキウイフルーツを使ったレシピなどを書いてみました。
ぜひ、読んでみて下さい。
目次
キウイフルーツの栄養
キウイフルーツは非常に栄養価の高い果物で、以下の栄養素が豊富に含まれています。
- ビタミンC: 免疫力を高め、抗酸化作用があります。
- 食物繊維: 消化を助け、便秘予防に役立ちます。
- ビタミンK: 血液凝固や骨の健康に重要です。
- ビタミンE: 抗酸化作用があり、細胞の健康を保ちます。
- 葉酸: 妊娠中の女性に特に重要で、細胞の生成を助けます。
- カリウム: 血圧を調整し、心臓の健康を保ちます。
キウイフルーツが体に悪い?
キウイフルーツは一般的に健康に良いとされていますが、以下の点には注意が必要です。
- アレルギー: キウイアレルギーを持つ人がいます。口の中がかゆくなったり、喉が腫れたりすることがあります。
- オキシラート: キウイにはオキシラートが含まれており、これが腎臓結石を形成しやすい体質の人には問題となる可能性があります。
- ビタミンKの過剰摂取: 血液凝固に影響を与えるため、抗凝固薬を服用している人は注意が必要です。
キウイフルーツ 旬 ゴールデンキウイ 旬 ゼスプリ キウイ 旬
- グリーンキウイ: 主に冬から春にかけて(11月〜5月)。
- ゴールデンキウイ: 夏から秋にかけて(6月〜10月)。
- ゼスプリキウイ: 主にニュージーランド産で、旬は5月から10月です。
キウイ レシピ 人気 おかず お菓子
おかず
- キウイとチキンのサラダ: キウイ、チキン、レタス、アーモンドをドレッシングで和える。
- キウイソースのポークステーキ: ポークステーキにキウイソースをかける。
お菓子
- キウイタルト: タルト生地にカスタードクリームとキウイを乗せる。
- キウイシャーベット: ピューレにしたキウイを冷凍して作るシャーベット。
キウイフルーツ オスメス 見分け方
キウイフルーツの木は雌雄異株で、オスとメスの木があります。見分け方は以下の通りです。
- 花の違い:
- オスの花: 雄しべが多く、花粉が豊富です。花の中心部がふさふさしている。
- メスの花: 雌しべが発達しており、将来の果実になる部分が見える。
- 果実の有無:
- メスの木は実をつけるが、オスの木は実をつけない。
- 栽培時の注意点:
- 一般的に1本のオスの木で、6〜8本のメスの木を受粉することができます。
まとめ
以上がキウイフルーツに関する情報です。
キウイフルーツは健康に良い栄養素を多く含んでいますが、アレルギーなどの注意点も理解しつつ、旬の時期においしくいただきましょう。